知って安心!クレジットカードの盗難保険

私たちが安心してクレジットカードを使えるのは盗難保険のおかげです。万が一、クレジットカードを不正利用されてしまった時に、クレジットカード会社が保証してくるというもの。この記事では、いざという時に確実にこの保険の適用を受けるために、知っておきたいポイントをご紹介します!

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すべてのクレジットカードには盗難保険がついている

盗難保険とは

クレジットカードを落としたり盗まれたりして運悪く第三者に不正に利用された場合に、その損失分を全額補償してくれるというありがたい保険のこと。紛失・盗難保険と呼ばれることもあります。

原則として、損害額は100%補償

盗難保険がある限り、あなたのクレジットカードを誰が悪用しようとも、あなたの負担金額は0円です。被害額がいくらでも、盗難保険さえあれば1円も負担しなくて済むということです。被害額は上限なく補償されるという点は覚えておきましょう。

クレジットカード盗難保険は申し込み不要

盗難保険は自動的にクレジットカードに付帯しているもので、申込などの作業は一切不要。クレジットカードに申し込んで審査に通ったら、そのクレジットカードが手元に届いた瞬間から、盗難保険は適用されている状態ということです。

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盗難保険の適用範囲を知っておこう

基本的に、自分に落ち度がなく不正にクレジットカードを使われてしまった場合は、すべて盗難保険の対象となります。具体的にどういう場合に盗難保険が適用されるかを以下で見ていきましょう。

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1, クレジットカードを失くしてしまった

どこかに落としてしまった、あるいは置き忘れてしまったなどで不正使用された場合、盗難保険の適用対象。

2, クレジットカードを盗まれてしまった

クレジットカードが入っている財布を誰かに盗まれ、悪用されてしまった場合も、盗難保険の適用対象になります。

3, 個人情報流出などでクレジットカード情報が第三者に漏れてしまった

ネット犯罪などによる個人情報の流出事故が相次いでいますが、万一自分のクレジットカード番号が漏洩してしまい被害にあった場合も盗難保険が適用されます。

4, スキミングやフィッシング詐欺などでカード番号を盗まれてしまった

クレジットカード犯罪として有名なスキミング詐欺やフィッシング詐欺などでクレジットカード番号が盗まれてしまった場合の損害についても、盗難保険の適用対象です。
※盗難保険適応の一般的な条件は「不正利用発見後、その日からさかのぼって60日以内の被害であれば保険適応」となるというもの知って安心!クレジットカードの盗難保険

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盗難保険は適用されない場合も

逆に、適用外になる場合もおさえておくと気をつけることができます。以下で詳しく見ていきましょう。

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1, 家族や知人に不正に使われた場合

家族や知人によって不正利用されてしまった場合には、盗難保険の適用とはならない可能性も。わざと知り合いに使わせて盗難保険を申請する詐欺もあるためです。

2, 規約違反の使い方をしていた場合

クレジットカードの利用規約に違反するような行為をして不正使用にあった場合には、盗難保険は適用されません。

3, 家族に使わせてクレジットカードをなくした場合

クレジットカードは所有者本人しか使えないと言う規約になっているので、たとえ家族であっても、他人に使わせることは規約違反です。

4, クレジットカードの暗証番号が漏れた場合

クレジットカードの暗証番号などを適切に管理すべきことも規約に明記されています。第三者に推測されにくい番号に設定しておくことや、自分以外の誰かに知られないように管理することなどが定められているため、暗証番号を使って第三者がクレジットカードで買い物をしたりキャッシングをしたりすることが出来た場合には、暗証番号の管理が適切でなかったとして、被害額が補償されない可能性が。

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5, クレジットカード裏面にサインがない場合

クレジットカード裏面にサインがない状態で利用することも、利用規約違反。

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カードは規約に従って正しく使わないと保険適応外に

カードはきちんと管理しましょう。不要なカードは持たない、暗証番号はきちんと管理、利用明細は毎月チェック、他人にカードを預けることはしない、署名したカードを利用、引き落し口座の残高は常時チェック…など、自分で気を付けていないと補償が受けられなくなってしまいます。知って安心!クレジットカードの盗難保険

盗難にあったらすぐにカード会社に連絡を

まずはカード会社に連絡

クレジットカードを失くしたり盗まれたりしたことに気づいたら、まずはクレジットカード会社に連絡を。連絡が遅れるほど不正使用される可能性が上がります。連絡すると、対象カードの利用停止手続きを行った上で、新しいカードを発行してもらえます。

警察で被害届の証明書をもらっておく

警察への届け出も行います。その際警察から、確かに被害届を出したということを証明する書類「盗難届証明書」をもらっておき、盗難保険の適用を受けることになった場合に、この盗難届証明書をクレジットカード会社に提出します。

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後で気付いた場合も、とにかくすぐ連絡をしよう

利用明細を見て始めて不正使用に気づき、調べてみたらあるはずのカードが無くなっていたという場合もあるかもしれません。この場合も、気が付いた時点で一刻も早くクレジットカード会社に連絡します。
盗難保険には「不正利用発見後、届け出日からさかのぼって60日以内の被害」という制限があるため、どれだけ早く不正使用に気づけるかがポイントです。毎月の明細書確認が重要だと言われるのにはこんな理由があるのです。

まとめ

基本的にクレジットカードには盗難保険がついているので、現金よりも安全に使えるものです。あなたのカードにはどのような保険がついているのか、この機会に確認してみてはいかがでしょうか。また、保険に守ってもらうためにも、日々の明細チェックはしっかり行うようにしましょう!