国際的にも有名なクレジットカードは数多くありますが、その中で唯一、国産クレジットカードとして有名なのが「JCB」です。通称「サムライカード」は、自社で発行しているカードから提携カードまで、魅力的なカードがいっぱい。今回はその中から、特にオススメな5枚を厳選しました。
世界7大ブランドで日本産のクレジットカード!JCBをもっと知ろう
世界中にあるさまざまなクレジットカード。国内でのみ使用できるものに対して、世界中に加盟店があるカードを「国際ブランド」と呼びます。つい最近まで、国際ブランドはVISA、MasterCard、DinersClub、American Express、そしてJCBを加えた5大ブランドが有名でしたが、最近は銀聯(ぎんれん)、Discoverを加えて7大国際ブランドと呼ばれています。
国際ブランドの発行会社は、その大半がアメリカです。その中で、JCBは唯一日本発の国際ブランドとして知られています。海外からは日本産ということで、「サムライカード」という別名もあります。ちょっとかっこいいですね。2017年3月時点、会員数は1億569万人、加盟店数は世界160カ国以上で3,312万店。世界シェアは第4位を誇ります。日本国内での使い勝手はいうまでもないですが、最近は他の国際ブランドであるDiscoverと業務提携を結んだことで、北米地域でも利用できる店舗がじわじわ増えてきました。
加盟店の多さや提携カードの種類がとても豊富で、国内でクレジットカードを使うならぜひ第一候補に入れたいJCB。2016年にスマートフォンアプリを使用した本人認証サービス「J/Secure ワンタイムパスワード」を導入するなど、ネット時代における第三者の不正利用への対策もしっかり行なっています。
おすすめのJCB① JCB CARD W
年会費無料。JCB CARD Wは39歳以下の会員が持つことができるという、ちょっと不思議なクレジットカードです。入会申し込みもWeb上に限られています。このカードは数あるJCBのクレジットカードの中でも、還元率の高さで注目されているのが特徴です。JCB特有のOki Dokiポイントは、通常100円につき1ポイント。それがJCB CARD Wなら、常に2倍のポイントを貯めることができるんです(JCB プレモカード OkiDokiチャージにチャージすると1ポイントにつき0.5円なので、還元率は実質1.0%となります)。
ユーザーの声①
JCBオリジナルカードで、年会費永年無料、還元率は常時1.0%はかなりの魅力です。さらにセブンイレブンやamazonでは2%、スタバカードへのチャージは10%とポイント特典も豊富です。付帯サービスはほぼないので、買い物に特化したカードです。
ユーザーの声②
このカードと一緒にJCBのゴールドカードを持っていましたが、空港利用はほぼなく、還元率もJCB CARD Wの方が使い勝手が良かったので、こちらに一本化しました。ポイントアップの加盟店も有名なところが多く、使いやすいです。
こんな人におすすめ!
自社発行カードならではの、年会費無料+高還元率が魅力的なカードです。とりあえず買い物を便利にしたい人なら、選んで損はありません。
おすすめのJCB② JCB CARD W plus L
年会費無料。JCB CARD Wと同じポイント還元率(実質1.0%)と、楽天市場、amazon、セブンイレブン、スターバックスコーヒーなどで使用するとポイント還元率が最大10倍アップします。海外旅行で最高2000万円の保険と、ショッピング補償も100万円ついています。
JCB CARD W plus Lの特徴は、女性向け保険が追加できるということ。女性特定がん限定手術保険、犯罪被害補償、傷害入院補償、天災限定傷害保険の4つから、任意の保険に加入できる「お守リンダ」が付いています。
ユーザーの声
数あるクレジットカードの中で、女性におすすめできるという珍しいカードだと思います。女性むけのサービスが付いて、かつ年会費無料なのも嬉しいですね。サクラをモチーフにした上品なピンクのデザインもキレイです。
こんな人におすすめ!
JCB CARD W plus Lのサービスは「女性に特化」していることが非常にわかりやすいですよね。39歳以下までの限定カードですが、ちょっと健康に気を使いたい人、余分な出費をかけずに保険を充実させたい人は申し込みを検討してみるといいでしょう。
おすすめのJCB③ JCBゴールド
年会費10,000円(税別)。初年度は無料です。JCBのゴールドランクカードで、ポイント優待店で買い物をすれば通常1,000円で1ポイント貯まるところ、2倍以上にアップします。ネットショッピングも、JCBが運営する「Oki DOkiランド」を経由すれば、最大20倍にアップ。国内旅行は最高5,000万円、海外旅行は最高1億円の保険も付帯されていて、国内主要空港とダニエル・K・イノウエ国際空港のラウンジを無料で利用できます。
ユーザーの声
一般カードよりもステータスの高いカードを使いたくなり、申し込みをしました。ポイント還元率はそれほど高くないですが、仕事で出張する機会も多いので、自然とポイントが貯まります。
2年連続で100万円以上の利用があると、JCBゴールドザ・プレミアへのインビテーションを受けることができるので、頑張って使っています!
こんな人におすすめ!
ゴールドカードになると旅行系のサービスも充実して、なおかつ幅広いポイント付帯も利用できます。オーソドックスなゴールドカードなので、クレジットカードのステータスを上げたい方におすすめです!
おすすめのJCB④ Orico Card The Point
年会費無料。年会費のかからない、かつお得なクレジットカードは?という質問で、必ずと言っていいほど候補に上がるのがこのOrico Card The Pointです。ポイント還元率は常時1.0%。さらにオリコモールの利用でポイントが0.5%プラス、amazonや楽天市場では、ポイントが2.0%になります。
iDとQUICPayでも使えて、ポイントも月額の合計利用額で計算。そのためコンビニなどの小さなお買い物で、確実にポイントを貯めることができます。
ユーザーの声
これまでQUICPayが使える店舗と使えない店舗で、使用するクレジットカードを分けていました。それがOrico Card The Pointなら、一枚でどんな決済方法にも対応しているのが嬉しいです。年会費が無料なのにポイント還元率も優秀で、メインカードとして活躍してくれています。
こんな人におすすめ!
Orico Card The Pointはポイント重視で付帯サービスは控えめです。「とにかく、日々のお買い物でポイントを貯めたい!」というニーズに合う人におすすめですね。
おすすめのJCB⑤ イオンカードセレクト
年会費無料。イオンカードセレクトの嬉しいところは、イオン関連のサービスを賢く使える点です。全国のイオンやイオンモール、ダイエー、マックスバリュの買い物では、200円につき2ポイントが貯まります(通常は1ポイント)。毎月20日、30日のお客様感謝デーは買い物が5%OFF、WAONのオートチャージにも200円につき1WAONポイントが貯まります。
さらに、イオンカードセレクトは申し込みと一緒にイオン銀行の口座も開設すると、普通預金金利が最大0.15%に。給与振込口座にイオン銀行を指定すれば、毎月10WAONポイントが貯まります。
ユーザーの声
金利優遇のサービスを利用して、イオン銀行をメインバンクとして使っています。イオン銀行ATMも24時間無料なので、近くにイオン系のサービスがある人にはかなり使い勝手がいいです。メインカードとしてだけでなく、銀行カードとしても優秀ですね。
こんな人におすすめ!
近隣にイオン、ダイエーなど大型スーパーがある人は、普段のお買い物でどんどんポイントが貯まります。1日1回はこうした店舗で買い出しするなら、イオンカードセレクトは非常に便利です。
まとめ
クレジットカードのキャッシング機能は、一歩使い方を間違えると返済ができなくなったり、それによって信用を失ったりという怖い側面があります。しかし、金利手数料や返済方法の種類を把握すれば、いざという時とても役立つでしょう。「キャッシングは怖いから使わない」とシャットダウンせず、ぜひこれを機に色々なクレジットカードのキャッシングの特徴を調べてみてください!