飛行機の旅行が好きな人にとって、上手にマイルを貯めるのはもはや基本ですよね。国内旅行ではANAやJALなどが中心ですが、アメリカを中心とした海外旅行では、デルタスカイマイル利用する人もいます。今回は、そんなデルタスカイマイルをお得に貯めることができるクレジットカードをご紹介します!
デルタ航空とデルタスカイマイルについて
日本で使える、あるいは日本で貯めるマイルの定番といえば、ANAマイルやJALマイルですよね。デルタスカイマイルって一体なんだろう?と思う人も少なくありません。デルタスカイマイルとは、航空会社のデルタ航空が発行しているマイルのことを指します。
デルタ航空とは、アメリカに本拠地を持つ航空会社です。「なんだ、じゃあ日本とは関係ないじゃん」と思ってしまいますが、ちょっとお待ちを。日本からの発着便にもデルタ航空は多くて、なかでも成田や中部・関西・福岡からハワイ、ホノルルの直行便は高い人気を誇ります。どちらもリゾート地としてとても有名で、ホノルルは毎年12月、フルマラソンの舞台にもなりますね。
デルタスカイマイルでよく知られているメリットは、「有効期限がない」こと。どんどんマイルを貯めていきたい人はもちろん、のんびりマイルを貯めて旅行をお得にしたい人にも嬉しいですね。ただし、デルタスカイマイルで旅行を楽しむ場合、ANAやJALよりも必要マイル数が多いというデメリットがあります。
デルタカードはこの8種類!
デルタカードは、デルタ航空が発行しているカードの総称で、デルタスカイマイルが貯めやすい他にカードごとに様々な特徴があります。日本で発行されているデルタカードは、この8種類です。
- ・デルタ スカイマイル SuMi TRUST CLUB ゴールドVISAカード
- ・デルタ スカイマイル SuMi TRUST CLUB プラチナVISAカード
- ・デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・カード
- ・デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
- ・デルタ スカイマイル JCB一般カード
- ・デルタ スカイマイル JCBゴールドカード
- ・デルタ スカイマイル JCBテイクオフカード
- ・デルタ スカイマイル ダイナースクラブカード
カードブランドごとに種類があって、それぞれの違いがどうなっているのか気になりますよね。今回はこの全8種類のデルタカードの中でも、特に人気の高い3枚の性能を紹介します。
デルタカード厳選3選! ①デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
年会費は26,000円。American Expressで発行できるデルタカードのゴールドカードです。入会するだけで8,000マイル、継続利用で毎年3,000マイルをボーナスとして獲得することができます。実際のカード利用では、通常100円につき1マイルを付与。さらにデルタ航空の提供サービスを利用することで、2マイルのボーナスマイルも加算してくれます。
このカードに入会すると、本来はデルタ航空の利用頻度の高いユーザーが取得できる、上級資格「ゴールドメダリオン」のサービスが、特典として1年無料で提供されます。エコノミークラスよりもワンランク上のグレードのシートに無料でアップグレードできたり、荷物の受け取りや搭乗口への案内が優遇されたり。満席時のキャンセル待ちも優遇されるなど、かゆいところに手が届くサービスが受けられるんです。
ユーザーの声
一般カードでもポイントは貯まりますが、マイルの優遇措置や1年無料でゴールドメダリオンの特典が受けられるのが嬉しいです。航空券の購入・搭乗だけでなく、ショッピングでも結構マイルが貯まるので、必要マイル数が多いというデメリットをそれほど感じませんでした。
こんな人におすすめ!
ゴールドメダリオンの上級会員になるには、通常年間150万円以上の利用が必要になります。それを初年度から使えるのは、かなりお得です。海外旅行でデルタ航空の便をよく使う人なら、ぜひ検討してみてください!
デルタカード厳選3選! ②デルタスカイマイルアメリカン・エキスプレス・カード
年会費は12,000円(税別)。こちらはAmerican Expressの一般カードの方です。ゴールドカードより少ないものの、カードの入会で5,000マイル、継続利用で毎年2,000マイルのボーナスマイルが得られます。また、通常年間100万円以上のカード利用でなれる上級資格「シルバーメダリオン」の特典を、1年間無料で利用できるのもポイントです。
シルバーメダリオンにも、チェックインの優先、シートの無料ランクアップといったサービスが付帯されています。旅行保険は国内外ともに、最高5,000万円まで補償されていて、最高500万円のショッピング保険も完備しています。
ユーザーの声
海外旅行をするのが好きで、このカードを申し込みました。American Expressは旅行系サービスに優れたクレジットカードだし、デルタ航空は日本でこそなじみが薄いものの、世界最大の航空会社です。必要マイル数は多いですが、一往復の航空券で結構マイルを稼ぐことができます。
こんな人におすすめ!
旅行系カードとして有名なAmerican Expressは、一般カードとゴールドカードも特典が優秀です。あとは飛行機の利用頻度と年会費を比べて、「どっちの方がお得かな」という目線で選ぶといいでしょう。
デルタカード厳選3選! ③デルタスカイマイルJCBテイクオフカード
年会費は1,500円(税別)。初年度は無料で使うことができます。ポイント還元率は1.0%で、ショッピングでは100円につき1マイルを貯めることができます。さらに、デルタ航空のスカイマイル会員専用の「スカイマイルショッピング」というWebサービスを使えば、ショッピングのマイルをさらにお得に貯めることができるんです。
海外旅行保険では最高2,000万円の保険が自動付帯されているほか、海外限定で最高100万円のショッピング保険も付いています。
ユーザーの声
年会費が安いので、手軽に持てるデルタカードという位置づけかなと思っています。VISA、MasterCardと比べて海外の加盟店はやや少なめなので、国内でマイルを貯めて、海外では念のために別のクレジットカードを持っているといいかもしれません。
こんな人におすすめ!
年会費が他の2枚よりグッと抑えることができるので、コスパ重視でマイルを貯めたい方におすすめです。ただし、マイルの交換率はそこまで高くないので、効率よくマイルボーナスを稼ぎたいなら、他の2枚から選ぶといいでしょう。
まとめ
デルタスカイマイルは、有効期限がない代わりに多くのマイルを貯めないといけません。アメリカ方面へ旅行する方は、今回紹介したクレジットカードをうまく活用して、賢くマイルを貯めましょう!日常生活でマイルを貯めて、バカンスを満喫してください。