年々高騰するガソリン代。通勤やお仕事に車を使う人や、週末だけでも長距離運転する人などにとっては、1円でも安く給油したいと思うものですよね。最近では、ガソリンを入れるとポイントが貯まったり、決済方法も多様化している中で、ガソリン代をどのように支払っていますか?今日は、使うだけでガソリン代が割引になるクレジットカードについてまとめてみました。
ガソリン代が割引になるクレジットカード
ガソリン代やカーサービスの割引が受けられたり、ポイント還元やキャッシュバックが受けられるクレジットカードのことを、「ガソリンカード」と呼んでいます。給油することでポイントなどを還元するため、多くは石油会社が発行しているカードになります。ガソリンカードの特徴について詳しく説明したいと思います。
全国統一価格給油
ガソリン価格は、ガソリンスタンドのある場所によっても価格が異なりますが、ガソリンカードを持っていれば、販売特約店の定める全国のガソリンスタンドで統一価格で給油が可能になります。給油専門カードとして価格が安定していて便利ですね。
還元方法
ガソリンカードを使って給油した際、還元される方法には大きく分けて3つあります。好きな還元方法を自分で選べるカードも中にはありますが、カードの種類によって指定されていることが多いため、自分に合った還元方法で発行するカードも選んだ方がよいでしょう。
還元方法 | 説明 |
一律割引 | ガソリン代の支払いにカードを利用することで、一律1円〜2円の割引が受けられる。※1Lあたり1円値引きといったような一律割引の場合、ガソリン価格によって還元率がかわるので、ガソリン価格が大きく変動した場合は、注意が必要です。 |
ポイント還元 | 特定のガソリンスタンドを利用することで、通常付与されるポイントに加え、特別ポイントがさらにプラスされる。 |
変動割引 | 毎月の利用額や、給油量に応じて割引額が変動したり、カードの年会費が無料になる。 |
ガソリンカードのメリット
現金で支払っても割り引かれるケースもありますが、手持ちがない時や旅行の際などすぐに用意できない時も。クレジットカードを持っていれば、いつでも支払いができるだけでなく、ポイントが貯まったり、割引や様々なサービスを受けられるなど、様々なメリットを得ることができます。
ガソリンカードのデメリット
ほとんどのガソリンスタンドは、フランチャイズ経営になっています。そのため、運営会社独自の値引きサービスを実施していることが多く、自分が持っているガソリンカードでは割引が適用されなかったり、現金会員価格や前払い式のプリペイドカードなどが用意されてる店舗の場合はどちらが得か、確認してからの利用がおすすめです。
おススメのクレジットカード
年々高くなっているガソリン代を少しでも節約するためには、どんなガソリンカードを選べばよいのでしょうか。石油会社との提携カードのほか、提携カードではなくても給油でポイントをオトクに貯められるクレジットカードもあります。今回は、ガソリンカードの中でも特におすすめのクレジットカードをいくつかご紹介したいと思います。
ガソリン2円お得なENEOS CARDS!
日本に約30,000か所あると言われチエルガソリンスタンドのうち、10,000か所を占めるのがENEOS(エネオス)です。ENEOSカードにも3種類がありますが、最もスタンダードでありながら、ガソリン以外にもいろいろなところでクレジットカードを利用したい人に向いています。エネオスのサービスステーションで利用すると、1Lにつきガソリン・軽油が2円、灯油が1円値引きされるほか、サービスステーション無いでの洗車やカーメンテナンス商品(サービス)1,000円につき20P貯まります。給油でポイントは貯まりませんが、一般の店舗で1,000円利用すると6Pもらえる仕組みです。貯まったポイントは1,000ポイント=現金1,000円として利用代金と相殺されたり、1,000ポイント=Tポイント700ポイント分や、ANAマイルもしくはJALマイル400マイル分に交換も可能です。ロードサービスも付いて、レッカー移動10Kmまで、カギの開錠やパンク時の交換作業などにも無料で対応してくれるのもうれしいですね。
入会後1ヶ月が特にオトク!出光カードまいどプラス
出光(IDEMITSU)のサービスステーションをよく利用する人であれば、出光クレジットが発行する「出光カード」がおすすめ。特に年会費無料の「出光カードまいどプラス」は、アメリカン・エキスプレスやJCB、VISA、Mastercardの4つの国際ブランドから選ぶことができ、出光のサービスステーションではいつでもガソリン・軽油が2円/L、灯油が1円/L引きになります。入会後1か月間が特にオトクで、ガソリン・軽油が5円/L、灯油が3円/L引きになるので、ガソリン代がかさむ長期休暇などの行楽シーズン直前の入会がオトクです。
還元率1.3%のシェル-Pontaクレジットカード
「シェル-Pontaクレジットカード」は名前の通り、共通ポイントであるPontaが貯まるガソリンカードです。給油1Lにつき2P貯まる他、サービスステーション以外でカードを利用した場合でも、100円につき1P付与されます。ローソンなどPontaの提携店舗で利用すれば、さらにポイントが上乗せになります。例えば、ガソリン価格が150円の時に100Lガソリンを入れると、ガソリン代は15,000円。これに対して貯まるPontaポイントは200Pで還元率は1.3%になります。
ENEOSで利用するとポイントが2倍になる楽天カード
ガソリンカードではなくても、普段使いのクレジットカードでも給油時にお得な「楽天カード」は、ENEOSでのガソリン給油で楽天スーパーポイントが2倍になる特典があります。IDEMITSUでは、2Lにつき、1P貯まります。楽天市場で日頃からよく買い物するという人であれば、楽天カード1枚でネットショッピングや町でのお買い物はもちろん、ドライブなどでもお得感をたっぷり味わえるでしょう。
まとめ
ガソリン価格は今後も値下がりの様子はうかがえませんので、日常的に車を利用するという人であれば、給油を賢く便利に利用する手は他にありませんね。ガソリンカードを選ぶ時には、住んでいる地域や一番よく利用するガソリンスタンドはどこかや、給油以外のショッピングをどれぐらい利用したいのか、遠出することが多いなら複数持っておくなど、ライフスタイルに合わせたチョイスが必要不可欠だと思います。