審査が甘い!?作りやすいクレジットカードとは

2019年10月からの消費税増税を境に、世の中はますますキャッシュレス決済の勢いが強くなりました。キャッシュレス決済によるポイント還元の恩恵を受けたいけれど、学生やフリーター、専業主婦などでクレジットカードを作ることができない!と思っていませんか?ここでは、比較的作りやすいクレジットカードについてまとめてみました。

AD

作りやすいクレジットカード

クレジットカードの良さは、手元に現金が無くても、気軽に買い物ができて便利なところですね。そんなクレジットカードは、利用者の信用に基づいて発行されています。そのため発行にあたっては、事前の審査が必要になります。学生やフリーター、専業主婦の人にとっては、この事前審査が心配という人も多いのではないでしょうか。ここではカードを作る際、色々な視点で「作りやすい」クレジットカードをいくつかご紹介します。

JCB CARD W

JCB CARD W」は、国際ブランドの一つであるJCBが発行元のクレジットカードです。39歳以下限定のクレジットカードで、年会費は無料。JCBならではのハイスペックな特典や保険も付帯されています。そして何より人気の秘密は高いポイント還元率です。通常のショッピングでも1%と高還元率ながら、Amazonやスターバックス、セブンイレブンといったJCBのオリジナルシリーズパートナーで利用すると、ポイント還元率は2%~5.5%にまで上がります。対象店舗をよく利用するという人は迷わず作りたいカードです。

イオンカード(WAON一体型)

スーパーマーケットのイオンで使ってもらうことを前提に生まれたのがこの「イオンカード」。顧客の約8割が女性というイオンなので、もちろんイオンカードのターゲットも女性になります。さらに、スーパーマーケットには主婦が多く来店するため、高校生を除く18歳以上の人であれば、収入が無い専業主婦であっても申し込みは可能です。クレジットカード、電子マネーWAON、イオン銀行キャッシュカードの3つの機能が1枚のカードに収められており、WAONのオートチャージを設定しておくと、チャージ時と、支払い時それぞれにポイントが付与されるので、ポイントを二重取りできてしまうお得なカードです。

三井住友VISAカード(デビュープラス)

三井住友グループが初めてクレジットカードを作る人向けに発行しているカードです。発行元が三井住友ですから、ブランド力やセキュリティ性が非常に高く、同じく三井住友が発行する他のカードと比べて、ポイントが2倍貯まるのもうれしいところ。年会費は初年度のみ無料。2年目以降1,250円(税別)ですが、年に1回でも利用すれば、翌年度は無料になります。このカードの対象は18歳~25歳未満であり、26歳までこのカードを使うと、自動的に三井住友VISAプライムカードにアップグレードされますので、将来ステータスの高いカードを持ちたいと考えているのであれば、その準備にもピッタリです。

AD

エポスカード

エポスカード」は「マルイカード」とも呼ばれ、丸井グループが発行するクレジットカードです。マルイの店頭にあるカードカウンターで即日審査・発行される手軽さで大学生に人気です。審査の承認率が比較的高いとされる流通系クレジットカードで、学生はもちろん専業主婦でも審査に通りやすいカードと言われています。マルイだけでなく、エポス提携店でも割引特典が多数揃えられています。さらにエポスカード最大の魅力は、充実した海外旅行の付帯保険やサポートサービスです。旅行代金や治療費等に当該カードを利用しなくても、保険が適用される「自動付帯型」で、年会費無料のカードでは珍しい、手厚いサービスと言えるでしょう。

AD

審査で気を付けるべきこと

クレジット会社ごとに、様々なキャンペーン等で入会促進をしていますが、年会費無料でボーナスポイントがもらえるなら!とむやみやたらに申し込むのは危険です。申し込む際にはいくつか注意点があります。

確実に欲しいカードを1枚厳選して申し込む

数日間のうちに、2社以上のクレジットカードの発行申請をするのは危険です。様々な特典やキャンペーンに釣られてしまったり、審査が通るかわからないので念のため…と、複数のカードを一度に申し込んでしまうと、「お金に困っている人」「たくさんのカード会社から借金する恐れがある人」と判断されてしまい、審査が通らなくなることがあります。どうしても複数のクレジットカードを持ちたいと考えているのであれば、1枚目の発行が済んでから、最低3か月~6か月は間をあけて申請するとよいでしょう。

クレジットカードの利用履歴を確認しよう

ここでのポイントは、過去の利用分を滞りなく支払っているかです。もしも過去に一度でも支払いが遅れてしまった場合、「クレヒス(クレジットヒストリー)」と呼ばれる利用履歴に延滞した記録が残ります。状況によっては次の審査を通過することもありますが、カード発行会社によりその基準は異なります。間違いなく言えることは、この利用履歴は必ずチェックされるということです。ちなみに記録は5年間残りますので、過去に延滞が無かったかは確認しておきましょう。

他社からの借り入れがないかを確認しよう

住宅ローンや自動車ローンがあっても、クレジットカードの審査には影響しないので心配無用ですが、他社のクレジットカードで、リボ払いでの未払い金額が大きかったり、キャッシングの履歴があると審査を通らない可能性が高くなります。新たにクレジットカードを申し込む際には、他社での借り入れが無いか、再度確認しておきましょう。

AD

デメリット

比較的作りやすいクレジットカードについて説明してきましたが、もちろんデメリットもありますので、注意が必要です。どうしてもクレジットカードが作りたいと、審査基準が低く作りやすいことを謳い年会費が発生するケースや、審査基準が低い分、利用可能枠が少ないといったケースもあります。学生であれば、保護者の承認が必要であったり、保護者の承認が無い場合は利用可能枠が少なくなったりと制限が付く場合も。そして、クレジットカードを持った以上は、滞りなく支払わないと「クレヒス」に延滞の履歴が残ってしまいますので、注意が必要です。

まとめ

学生やフリーター、専業主婦であっても、一般社会人同様に年会費無料で高還元率のクレジットカードは作ることが可能です。自分のライフスタイルや支払い能力などに合わせて、カードを厳選して申し込みをしましょう。流通系のカードであれば、店頭などでもカード発行キャンペーンなどお得なタイミングを見つけてみてはいかがでしょうか。