初めてクレジットカードを作るなら一枚は持っておきたいのが、国際ブランドのカード。数ある国際ブランドの中でも、今回は「Master Card(マスターカード )」についてご紹介していきましょう
マスターカードの基礎知識
クレジットカードには、国際ブランドがあり、各クレジットカード会社がこの国際ブランドと提携することで、決済をすることができます。日本でよく利用されている国際ブランドは全部で5つあります。
- VISA
- マスターカード
- JCB
- アメリカン・エキスプレス
- ダイナース
の5つです。
この国際ブランドのクレジットカードは世界各地で利用できます。
今回はその中でもマスターカードに焦点を当てて、ご紹介しいきます。マスターカード会員ならではの特典が豊富にあり、ステータスに合わせたサービスがあるのが特徴です。
また、国際ブランドが自社から独自で出しているクレジットカードのことをプロ派カードと呼びますが、マスターカードにはプロパーカードはありません。マスターカードを入手するには、各クレジットカード会社が発行しているカードで、マスターカードブランドを選択しましょう。
マスターカードのメリット
マスターカードにすることのメリットを見ていきましょう。
- ① 国内はもちろん、世界中の店舗などで使うことができます。マスターカードは世界210を超える地域と、3,800万以上の施設で利用できます。特にヨーロッパを中心に加盟店が多くなっています。
- ② 会員ランクごとの優待サービスがあります。
- ③ 国内コストコで唯一使える国際ブランドのカードです。コストコをよく利用する人は一枚は持っておきたいですね。
- ④ 海外利用時の外貨手数料が安いのも特徴です。
- ⑤ 海外ATMでのキャッシングで使えるので、海外旅行に行く人は必携ですね。
マスターカードのデメリット
一方、デメリットはというと、特にありませんが、強いて言うなら、決済機能はVISAの方が優れているという点です。VISAに比べれば若干利用できる店舗に制限があるぐらいです。
ただ、VISAブランドのカードと2枚持ったり、マスターカード利用可能なお店でしか利用しないと決めたりすれば、デメリットにはならなくなります。
マスターカードにするかの判断基準
いろんなクレジットカードがある中で、マスターカードにするかどうか悩んだ時は、下記の判断基準で選ぶといいでしょう。
- ・海外に行くことが多いか
- ・すでに他の国際ブランドのカードを持っているか
- ・国際ブランドにステータス性や日本での使い勝手の良さを求めるかどうか
の3つの判断基準で、マスターカードにするかどうか決めましょう。
マスターカードの年会費
マスターカードの年会費は、無料から2万円を超えるものまで、カードのランクに合わせてさまざま。一番人気があり、発行数が多いものは、年会費無料のカードです。ただし、無料だからこそ、その分、付帯サービスは十分とは言えないので心得ておきましょう。例えば、国内旅行中のトラブル、買い物をして商品にトラブルがあった時などの保証は付いていないと思った方がいいでしょう。あっても少額であることが多いです。
マスターカードの手数料
手数料は、決済をした時の支払い手数料と、海外利用時の為替手数料の2種類があります。支払い手数料は、カード発行会社が決めているので、各発行会社の利率をチェックしましょう。為替手数料は海外で決済をしたら必ずかかってくる手数料のことです。為替レートが関係してきますが、決済をした時の為替レートではなく、カード会社に購入情報が届いた時の為替レートで計算されるため注意が必要です。
マスターカードのサービス
クレジットカードを持っているだけで付いてくるのが、付加サービスです。各クレジットカードにより、そのサービスは異なりますが、主なサービスは以下があります。
- ・国内旅行・海外旅行での傷害保険
- ・ショッピングに関する保険
- ・不正利用に関する盗難補償
- ・提携先店舗での割引サービス
- ・キャッシュバック相当のポイントサービス
- ・ETCカードや家族カードの追加発行
- ・電子マネーへのチャージ
他にもカード会社によって、付帯サービスは変わってきますので、カードを選ぶ際には、付帯サービスも合わせてチェックして、選ぶようにしましょう。
まとめ
今回は、マスターカードについて、メリットやデメリットなどをご紹介してきました。VISAに次いで普及率のある国際ブランドマスターカード。一枚は持っておきたいですね。また、アメックスやダイナースクラブなどサービスが特徴的なカードを合わせて持っておくこともオススメです。自分のライフスタイルに合わせて使い分けてみてはいかがでしょうか。
マスターカードブランドのカードは、各クレジットカード会社から、さまざまな付帯サービスと共に出ているので、そのサービスも比較しながら、自分に合ったカードを選んでくださいね。