初めてのクレジットカードを作る時、どこのカードにしたらいいのか悩みますよね。選ぶ時の方法の一つとして、日本唯一の国際ブランドを選んでみてはいかがでしょうか。日本唯一の国際ブランドであるJCBのクレジットカードについて、今回はご紹介していきましょう。
JCBカードとは
クレジットカードは、各クレジットカード会社が国際ブランドと提携することで初めて決済することができます。日本でよく利用されている国際ブランドは5つあります。
- VISA
- マスターカード
- JCB
- アメリカン・エキスプレス
- ダイナースクラブ
の5つです。
VISAやマスターカードの本社はアメリカにあるのに対し、JCBは日本唯一の国際ブランドになっています。日本で作られたブランドだからこそ、日本人向けのサービスが多いのも特徴です。さまざまな企業と提携をしているので、比較的手に入りやすいカードになっています。
JCBカードのメリット
① 国内ならほぼどこでも利用できる
日本発の国際ブランドのカードなので、国内でクレジットカードが使えるお店なら、ほとんど利用できます。他の国際ブランドのカードだと、例えばアメックスやダイナースは利用できる店舗が限られていることも。国内で利用するのであれば、JCBカードをメインにすることをオススメします。
② プロパーカードが持てる
他の会社と提携せずに国際ブランドの会社が自社で独自に発行しているカードをプロパーカードと呼びます。提携カードは専門の審査会社が審査しますが、プロパーカードは国際ブランドの会社自体が審査を行います。そのため、他のカードに比べると審査基準は少し厳しめに。しかし、発行できたらステータスになります。
③ 付帯特典が豊富で、特にディズニー好きにはオススメ
JCBは東京ディズニーリゾートのオフィシャルスポンサーなので、ディズニーのさまざまなキャンペーンを実施しています。JCBで貯めたポイントをディズニーのパスポートと交換することが可能で、普通に購入するよりも1000円近くお得なのも嬉しいところ。
さらに、特に人気のサービスはJCBマジカルです。毎年2回開催されている抽選イベントです。JCBの利用金額5万円を1口にして、ディズニー関連の商品が当たります。ディズニーJCBカードだと、抽選口数は2倍になります。商品は毎回異なりますが、東京ディズニーランド・ディズニーシーの貸切招待券などが過去にありました。
JCBカードの中でも最上位に位置する招待制カード「JCBザ・クラス」の会員になれたら、JCBがスポンサーになっているスターツアーズの非公開ラウンジに入ることが可能。ラウンジではアトラクションに優先的に搭乗でき、休憩と無料ドリンクを楽しめます。
④ 最短即日発行してもらえるカードも
JCBカードの中には、オンラインから申し込むと最短即日発行してくれるものもあります。すぐにカードが欲しいという人は、即日発行のものを選択しましょう。
⑤ 海外で利用すると2倍のポイントがもらえる
海外や海外のネットショッピングを利用すると、2倍のポイントがもらえます。専用のポイントOkiDokiポイントは、貯まると買い物に利用できたり、商品と交換することができます。
また、JCBカードを一定額利用すると、JCB STAR MEMBERSになることができます。このMEMBERSになると、取得できるポイントがなんと最大で70%もアップします。最低でも50万円は年間で利用しなければいけませんが、カード主体で、JCBカードで過ごすと決めれば、達成できる金額と言えそうです。
JCBカードのデメリット
① 海外では一部利用できないところがある
海外では一部利用できないところがあるというところです。かつてよりは増えてきたものの、まだ網羅しているとは言えない状態。そのため、海外旅行に行くときには、JCBだけ持っていくよりもVISAやマスターカードもあわせて持って行く方がいいでしょう。
② 日本国内での還元率はイマイチ
プロパーカードであるJCBカードの還元率は0.5%と、クレジットカード全体で見ると、還元率としては低めです。というのも、現在のクレジットカードの還元率は1.0%以上のものが多いためです。ポイント重視の人は他のカードを検討するのもいいでしょう。
JCBカードを選ぶ判断基準
JCBカードを選ぶのに迷ったら、以下の2点で決めるといいでしょう。
- ・利用するのは国内が多いかどうか
- ・ディズニーが好きかどうか
利用するならやはり利用できる店舗が多い国内利用の頻度が高いことと、付帯サービスとしてディズニー関連が充実していることから、ディズニー好きなら持つべきカードと言えます。
JCBカードには2種類ある
株式会社ジェーシービーが発行しているカードJCBカード(いわゆるプロパーカード)と提携カード会社発行のJCBカードです。 安心さで選ぶなら本体が発行しているJCBカードを選びましょう。会社規模が大きく利用者も多いからです。提携カード会社だと提携会社次第で小規模なところもあるためです。
まとめ
JCBカードのメリット・デメリットなどについてご紹介してきました。自分に合うJCBカードで、ショッピングを楽しんでくださいね。