クレジットカードでペナルティを出しちゃったとき・対処法

入学して初めて作ったクレジットカード。クレジットカードを利用すると必ずやってくるのが引き落とし。にも関わらず、授業にサークルにと忙しく過ごしていると、うっかり口座に現金を入れ忘れていて、うっかり残高不足で引き落とし不能になってしまう人も……。残高不足で引き落とし不能になると、ペナルティは発生してしまうのでしょうか。対処法など詳しく見ていきましょう。

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支払い日に引き落としができなかった場合は?

残高不足により引き落としができなかった場合には、カード会社から、メールやハガキ・手紙、電話などで、締め切り日と合わせて、支払い要請の通知がきます。再引き落としがない金融機関の場合は、口座振込みの案内が届くので、すぐに対処するようにしましょう。

対処法としては、下記となります。
・再引き落としがある場合:自分の口座に入金をする
・口座振込みの場合:指定された口座へ振込みをする

指定された期日までに入金・振込をしていれば基本大丈夫ですが、通知がきたらすぐに対応することが大切です。

万が一期日に遅れた場合は、ペナルティが発生する可能性が大きくなるため、気をつけましょう。

ペナルティは?

残高不足により引き落としがされなかったということは、クレジットカード支払い料金を延滞しているのと同じことになります。延滞をしてしまうと、何かペナルティが発生するのでは?と思う人もいるのではないでしょうか。

では引き落としができなかった場合、実際にはどうなるのかを見ていきましょう。

クレジットカードの利用停止になるかどうか

1日でも延滞したらすぐにクレジットカード利用停止になったり、すぐではないにしても一定の期間を越えたら、利用停止になったりなど、クレジットカード会社によって、その対応はさまざまです。

引き落とし日に入金が確認できれば利用停止にならない会社が多いですが、何度も繰り返し延滞をしている人の場合は、クレジットカードヒストリー(クレヒス)に傷がついてしまっており、信用度が下がっているため、延滞してすぐに利用停止になることもあります。

ブラックリストに載るかどうか

ちょっとしたうっかりで、一度延滞になっただけでブラックリストに載ってしまい、信用情報に傷がついてしまうのかどうかが、気になるところですよね。

結論は、一度や二度の延滞では、ブラックリストには載らないと言われています。ただし、何度も延滞していたり、長期間に渡って返済がなかったりする場合は、対象になることもあるので注意しましょう。

また、信用情報を扱う「信用情報機関」では、原則として『61日以上の延滞より掲載される』と明記されているため、61日以上の延滞が続いた場合には、ブラックリストに載ると思っていたほうが良さそうです。

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信用情報には傷がつくかどうか

ブラックリストには、一度や二度の延滞では載りませんが、信用情報としては延滞したという情報が最低2年間記録されてしまうので気をつけたいところです。

この記録があると、クレヒスに傷がついてしまっている状態になるため、信用度合いが低くなり、新たにクレジットカードを作りにくくなってしまうことも起こりえます。通常よりも住宅ローンなどの審査に落ちやすくなる可能性があるということを覚えておきましょう。

そのため、一度の延滞なら大丈夫と思わずに、引き落とし日を確認して、確実に口座に入金しておくというクセづけをしておきましょう。

延滞金は発生するかどうか

残高不足で引き落としができず、延滞をしてしまった場合には、「遅延損害金」と呼ばれる延滞金が発生してしまいます。

いつから遅延損害金が発生するかは、カード会社により異なります。基本的には引き落とし日の翌日から延滞金が発生すると思っておきましょう。

また、カード会社によっては、延滞をしても延滞金が請求されない猶予期間を設けてくれているところもあります。延滞をしてもすぐに返済をすれば延滞金が発生しないケースもありますが、何より延滞してしまっている時点で、すぐに振り込んで、支払うようにしましょう。

強制解約させられるのか

一度や二度の延滞では、すぐに強制解約にならないことがほとんどですが、短期間で何度も延滞を繰り返していたり、長期間返済がない場合は、強制解約になることもあります。

そうならないためにも、いつ引き落とし日なのか、残高はいくら入っているのか、ちゃんと確認するようにしましょう。

まとめ

クレジットカードのペナルティについて、ご紹介してきました。使い始めの頃は、どれだけ利用して、いつ引き落とし日だったのか、抜け落ちしてしまう人もいると思いますが、一度でも延滞したら、信用情報に傷がついてしまうので、まずはちゃんと通常の支払い日に支払うように心がけましょう。

万が一、延滞してしまった場合は、すぐに支払って誠意を見せることが大事です。

利用する際には、計画性を持って、快適なクレジットカードライフを送ってくださいね。