クレジットカードでの買い物で気を付けたい「手数料」とは

初めてクレジットカードを持つ人も多いのではないでしょうか。でも、カード払いをすると手数料がかかる場合があります。どんな時に手数料がかかり、どんな時に手数料がかからないのかをしっかりおさえて、賢くクレジットカードを使えるようになりましょう。

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手数料とは?

クレジットカードを利用すると手数料というものが発生しますが、その手数料には大きく分けて2つの種類があります。

①利用者がクレジットカード会社に支払う手数料

カード利用者に関のある手数料はこちらの手数料だけです。
カードを利用する際、3回以上の分割払いやリボ払いを選んだ場合には手数料が発生すると覚えておきましょう。この手数料はカード会社やカードの種類で異なります。
また1回払いにすれば手数料がかかることはないので、クレジット払いの際にはできる限り1回払いにする、リボ払いは使わないようにする、など自分で計画的に利用できれば問題ありません。

②店舗がクレジットカード会社に支払う手数料

では、もう一方の手数料はどのようなものなのでしょうか。
実は利用者がクレジットカードで支払いをするたびに、店舗側には加盟店手数料というものが発生しています。これは店舗がクレジットカード会社に支払う手数料。店舗としては、カード会社の加盟店となることで現金以外の精算方法を用意できるという顧客サービスにつなげることができます。そのために加盟店手数料をカード会社に支払っているという仕組みです。

基本的には利用者には関係のある手数料は①のみなのであまり覚えておく必要はないのですが、まれに②の手数料を利用者に請求する店舗があります。クレジットカードの手数料をカード利用者に請求するのは規約違反なので、もし手数料を請求された場合にはその場で「利用者には手数料を支払う義務がない」と伝え、拒否することができます。請求された場合には支払いを拒否したうえで、カード会社に連絡を入れるとよいでしょう。

分割手数料の安いクレジットカードはおトク?

今後の大学生活で家具や服、楽器などの大きな買い物をする予定があるという人は、分割払いを多く利用する可能性があります。このように分割払いを頻繁に使うという人ほど分割手数料の安いクレジットカードを使うとおトクになるのです。初めての一枚を選ぶのに「分割手数料」を一つの基準にしてみてもよいでしょう。

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手数料が低くておすすめ!「PayPayカード」「楽天カード」

これらのカードはポイントが貯まりやすく、貯めたポイントを使える場所も多いことが大きな特徴です。また新規でカードを作るといつでも「入会とカード利用」で各社のポイントがもらえます。年会費も無料でポイントアップの条件も多くあるので、PayPayや楽天市場でよく買い物をする学生なら、ぜひ持っておきたい一枚です。

まとめ

クレジットカードを利用する際の手数料とはどういうものなのかと、カードを選ぶ際に手数料という観点があることをお伝えしてきました。
実際のカード利用でそこまで3回以上の分割払いを利用しない(大きな金額の買い物をする予定があまりない)という人は、そこまで分割手数料のことを考えてカードを選ぶ必要はないかもしれません。ただ「手数料のかかる分割払いはあまり使わないようにしよう!」と思っている人でも、自分の使うカードが何回払いで年率何%の手数料になるのかは把握できるようにして、賢くクレジットカードを使えるようにしましょう。