あなたはSuica派?PASMO派?電車通勤をしているなら、交通系クレジットカードが絶対にオトクな理由

日々の生活の中でクレジットカードが活躍している人も多いはず。そんな方にお尋ねします。交通系クレジットカードという言葉を聞いたことがありますか?

電車通勤や飛行機での移動が多い人にはメリットしか無いといっても決して過言ではない「交通系クレジットカード」。 今回は、この交通系クレジットカードとはどういったものなのか、何故電車通勤や飛行機での移動が多い人にはおすすめなのか、 交通系クレジットカードの中でもどのカードがオススメなのかを徹底解説したいと思います。

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交通系クレジットカードとは

交通系クレジットカードとは、鉄道会社や航空会社が提携・発行しているクレジットカードのこと。 JRはもちろんの事、小田急や東京メトロも交通系クレジットカードを発行しており、 1枚のカードで電車や飛行機に乗れたり、スーパーなどでお買い物をしたりできます。

交通系クレジットカードの中には、定期券を載せられるカードもあるため、あまり多くカードを持ちたくない方にもピッタリな一枚といえるでしょう。

あなたはSuica派?PASMO派?電車通勤をしているなら、交通系クレジットカードが絶対にオトクな理由

交通系クレジットカードがオススメの理由3つ!

オートチャージに対応している

ひとつ目は「オートチャージに対応している」点です。

通常の(クレジット機能を持たない)SuicaやPASMOはプリペイド式の為、事前にチャージといってカードに現金を入金しなければ利用することはできません。 チャージは駅券売機やコンビニのカウンターなどでできますが、急いでいる時に限ってチャージ残高がなく電車に乗れなかったり、券売機が混雑していてチャージに時間がかかってしまったりすることもあるでしょう。

そんな時はオートチャージが便利です。

オートチャージとは、「事前に決めた金額よりも残高が下回った際に、改札で自動的にチャージが行われる機能」のこと。 2018年3月17日以前は、入場時にのみオートチャージが行われていましたが、3月17日以降は出場時にもオートチャージが行われるようになり、更に便利になりました。

チャージ残高が1,000円未満の場合に1,000円チャージといった具合に、1,000円~10,000円の間で自由に設定ができますので、あなたがSuicaやPASMOを使うシーンや生活スタイルに応じて柔軟にオートチャージの金額を変えることができます。

ただし、一点気を付けたいのは、オートチャージエリア外での改札の利用や、コンビニやキオスク、自動販売機での利用はオートチャージがされない点です。

例えば、『チャージ残高が1,000円未満の場合に1,000円チャージ』と設定していた場合、入金(チャージ)されている額は必ず1,999円以下となります。 この状態でコンビニやキオスク、自動販売機で決済を行った場合、自ずと決済金額は入金(チャージ)されている金額、つまり最大でも1,000円~1,999円の買い物しか決済できない事になります。

筆者はコンビニで買い物をする事が多くありますので、オートチャージの設定は『チャージ残高が5,000円未満の場合に5,000円チャージ』と設定しています。 この設定であれば、チャージ金額が5,000円を下回ることはほぼありませんので、何度かコンビニを利用する程度なら必要十分です。

また、SuicaやPASMOの場合、首都圏・仙台・新潟エリア内であればオートチャージに対応していますが、関西などではオートチャージが出来ません。 相互連携しているエリアでもオートチャージができないケースもあるので注意が必要です。

ポイントが貯めやすい

クレジットカードを使う理由として「ポイントが貯まるから」という理由を挙げる方も多いはず。 交通系クレジットカードも例外ではなく、逆にいえばザクザクポイントを貯めやすいクレジットカードだといえます。

通常、PASMOなどにチャージをした場合、現金でチャージを行うためポイントの付与は一切ありません。 しかし、交通系クレジットカードであればオートチャージにもポイントが付く仕組み(一部を除く)が整えられているので、お得にチャージができます。 さらにポイント交換商品の中に「チャージ〇〇円分」なども用意されており、貯めたポイントで電車に乗ることもできますね。

また、交通系クレジットカードは通常のポイントとは別に『乗車ポイント』が付く場合も。

代表的なものは、銀座線や丸の内線など、東京の地下鉄の9路線を運営している東京地下鉄(東京メトロ)にPASMOで乗車する事でポイントが貯まる「メトロポイント(メトポ)」。

乗車でのポイント付与は、平日は1乗車につき10Pで休日には2倍の20Pが貯まります。加盟店の自販機では100円につき1P、店舗では200円につき1P貯まります。 筆者はほぼ毎日、業務委託先への通勤で東京メトロを使っていますので、往復で1日20P、週5日で100P、月にすると400P前後もたまっています。

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お財布に入れるカードが減らせる!

交通系クレジットカードの場合、SuicaやPASMOに加えクレジットカード機能も付帯しているため、お財布に複数枚のクレジットカードを入れずに済みます。 さらに定期券も付帯できるカードもあり、ケースによってはもっと枚数を減らせるかも。あまりカードを持ちたくない方には、交通系クレジットカードは便利なカードといえますね。

しかも、交通系クレジットカードは通常のポイントに加えて乗車ポイントや駅ビルでの買い物でポイントが貯まる場合が多く、 ふだん使いに適したカードが多くあります。

この為、普段あまりクレジットカードを使わない人や、海外旅行の保険やコンシェルジュ、空港ラウンジを利用する頻度が少ない人は、 交通系クレジットカード一枚でも日常生活で困る事はほとんどありません。

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交通系クレジットカードならこのカード!

このように交通系クレジットカードは多くのメリットがあり、 東京暮らしで移動がほぼ電車の筆者にとって、JR東日本グループのビュー・スイカカードと東京メトロのTo Me CARD Primeの二枚は必携のカードです。

筆者のような『東京暮らしで移動がほぼ電車』の方にオススメのカードは、以下の2枚です!

PASMO一体型ならこのカード!「ANA To Me CARD PASMO JCB」

年会費

「東京の地下には、空がある」をスローガンにANAと東京メトロが提携して発行しているANA To Me CARD PASMO JCB(通称:ソラチカカード)。

年会費は初年度無料、次年度以降2,000円(税抜)が発生するものの、ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)の入会・継続時に1,000マイル貰えます。 マイルの価値は経路や運賃などによって変わってきますが、一般的に1マイル=2円程度といわれていますので、年会費相当額のマイルが毎年付与されるという事です。

さらに、ANA便に搭乗するとボーナスマイルをもらえたり、東京メトロの1乗車につき5~15メトロポイントがもらえたりと、さまざまな特典がもらえます。 そのため、年会費2,000円以上の価値があるといわれているのが、ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)なのです。

国際ブランド

ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)に付帯できる国際ブランドはJCBのみです。 JCBは日本発の国際ブランドのため、海外ではあまり使えるイメージがないカードですが、そんなことはありません。

VISAやMasterCardにはまだまだ及ばないものの、加盟店の相互開放によって年々加盟店数も増えていっており、 アメリカやベトナム、韓国や台湾、中国といったアジア諸国ではJCBが使えないケースはそれほどありません。

また、JCBはさまざまな国際ブランドと提携しているため、表記はされていなくても使えるケースが存在します。

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なぜANA To Me CARD PASMO JCBカード(ソラチカカード)がオススメ?

ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)をオススメする理由、それは3つあります。ひとつ目は「PASMO一体型」。 ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)は1枚で「ANAマイル機能」・「PASMO機能」・「クレジットカード機能」といった3つの機能を利用できます。 そのため、何枚もカードを持たずに1枚で何でもできてしまうため、あまりカードを持ち歩きたくない方にオススメできます。

2つ目は「電子マネーポイントが貯まる」という点です。駅ナカの売店や自動販売機などで飲み物を買う際に、PASMOで決済してもポイントが貯まるカードはほとんどありません。 Suicaであれば、JREポイントが貯まる仕組みがありますが広くは知られていないでしょう。実は、ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)には加盟店での支払いにPASMOで支払うとポイントが貯まる仕組みが存在します。

駅ナカにある売店や自動販売機に「メトロポイントPlus加盟店」と記載してあれば、それは電子マネーポイント対象のお店です。 100円につき1ポイントが付与され、貯まったポイントはPASMOに移行したり、共通ポイントに交換したりできます。ただし、メトロポイントを貯めるには事前に登録が必要です。 駅券売機やインターネットからメトロポイントPlusに登録する必要があるので必ず登録しておいてください。

3つ目は「ANAマイルが貯まりやすい」ということ。 ソラチカカードは陸マイラーという方々が良く使うカードで、電車に乗っているだけでANAマイルを貯められるため、密かな人気があります。 To Me Cardの場合、1,000ポイント=600マイルのところ、ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)であれば100ポイント=90マイルに交換できるため、低レートで交換が可能。

さらにポイントは電車に乗って貯まったり、JCBカードを利用することでOki Dokiポイントを貯めて交換したりと、交換方法が多数存在します。 自身のライフスタイルに合わせてお得にANAマイルを貯められますね。

このように3つの理由から、PASMO一体型が欲しいのであればANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)がオススメです。