バリ島で使い勝手の良いクレジットカードは!?主要スポットのお店に実際に訪問して、各クレジットカードの使い勝手を調査してきました!
こんな人に
オススメ
- 近々バリ島に旅行しようと思っている人、
バリ島で両替等の金銭トラブルを避けたい人
"神々が棲む島"
古くからの寺院が多く、神様のための踊りと言われる様々なバリ舞踊が生活の一部として息づいているバリ島は、時としてこのように表現されます。
また、バリ島は第二次世界大戦中、大日本帝国の占領下に置かれた事もあって日本との関係が深く、 日本から8時間ほどのフライトで行ける直行便の存在や、年間を通しての平均気温が約28℃と非常に温暖で過ごしやすい事、 親日的な雰囲気で(ある程度)日本語が通じる為、海外旅行の敷居が低いといった理由から、日本人にも人気の高いリゾート地です。
そんな魅力がいっぱいのバリ島で、本サイト『クレカマッチング』の特派員がクレジットカードの使い勝手について調査を行ってきました。 『バリ島に行きたいけど、クレジットカードは使えるのかな?』『バリ島で強いクレジットカードの国際ブランドは?』と疑問を持っている方は是非参考にして頂ければと思います。
2018/07 追記
2018年の7月にバリ島を訪問する機会があり、新たに4店舗調査してきました!
若干食レポ風の記事になりつつありますが…今後はレストランだけでなく、JCBプラザ・バリやショッピングセンター、 デンパサール国際空港など、レストラン以外でのクレジットカードの使い勝手も調査していけたらと思います。 (でも食べることが大好きなので、やっぱりレストラン中心かもw)
クタエリア
バリ島一番の繁華街を擁するクタエリア。
大型免税店やショッピングモールが点在し、カルティカ通りとパンタイクタ通りを結ぶクタスクエアには雑貨ショップやサーフショップや軒を連ねる人気の観光スポットです。
ショッピングに飽きたらクタビーチまで移動して一息つくのもおすすめ。徐々に日が沈み始める17時頃には、美しい沈んでいくサンセットを眺める観光客で賑わいます。
そんな幻想的なサンセットで日が沈んだ後のクタは、昼とはまた違った一面も。 クタのそこかしこには夜通し踊れる大型クラブやバーが点在しており、夜な夜な若者が繰り出すナイトスポットに変貌します。
クタエリアはバリ島きっての繁華街という事もあり、クレジットカードはかなりの店舗で使えるはず…と思いながら、このエリアでの調査を開始しました。
Warung Okinawa(ワルン沖縄)
Warung Okinawa(ワルン沖縄)は、在住日本人やリピーターだけでなく、地元の人達にも愛される人気の沖縄居酒屋。 私がクタエリアで日本食が食べたくなった時は、決まってこのお店を訪問します。
メニューはスパムオニギリや沖縄そば、ラフテーといった日本でよくある沖縄料理店のメニューで、 バリで本格的な沖縄料理が食べられると観光客はもちろん、日本食にハマる現地の人もよく訪れるそう。
早速、『店長、おすすめ何品かちょうだい~』と店員泣かせの注文をして、使えるクレジットカードをチェック!
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沖縄料理屋なのにパスタがおいしいです!
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お肉もおいしいんだけど、もっと食べたいよ~
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さんまの塩焼き。日本で食べるさんまの塩焼きと何ら変わらない、落ち着く味です
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メニューはこちら。今回は注文しませんでしたが、沖縄そばも本場の味が楽しめます
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看板にはMastercardのロゴだけありますが、果たして…
私:『お会計お願いします~クレジットカード使えましたっけ!?』
店員:『当店はMastercardだけ取り扱っていますが、大丈夫ですか?』
私:『え!本当にMastercardだけなんですか!?』
店員:『ハイ』
という事で、調査の結果『Warung Okinawa(ワルン沖縄)では、Mastercardのみ使える』という結果になりました。 看板にはMastercardのロゴしかありませんでしたが、まさか本当にMastercardだけとは…
日本ではMastercardが使える店舗では、ほぼVISAも使える為、『Mastercardのみ使える』というのは日本では考えられませんよね。 世界は広いです。
Espress Coffee House
Espress Coffee Houseはローカル感溢れるクタのおすすめカフェ。 良く言えばバリ風で趣がある、悪く言えば観光客向けでなく、ちょっと入りづらい雰囲気がありますが、wifiが使える上においしいコーヒーと軽食がローカルに近い格安料金で頂けると評判です!
ここはさすがにクレジットカード使えないかも…と心の中で思いつつ、試しにアイスカフェラテを注文してみます。
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鼻毛ではありません。念のため
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おいしいコーヒーと軽食がいただけます
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英語メニューがあるので、観光客でも注文しやすい!金額はルピア表記です
友達と談笑しながらアイスカフェラテを頂いて、すっかり体が涼んだところでお会計。
私:『お会計お願いします~クレジットカードって使えますか?』
店員:『申し訳ありません。当店は現金のみとなります…』←英語で
私:『あ、やっぱりそうですよね…』
何となく想像はしていましたが、調査の結果『Espress Coffee Houseは現金のみ』という結果に。
バリ島には、これくらいの数席しかないような小規模のカフェが無数にありますが、こういったお店ではクレジットカードが使えない場合が多いです。 最低限の現金は現地通貨のルピアで持って歩くことをおすすめします!
Dim Sum Inc.
Dim Sum Inc.はクタエリアで24時間営業している飲茶レストラン。
料理のボリュームがちょっと少な目で、バリ島の中では比較的値段が高い為、わたし個人的にはそれほど利用するレストランではありませんが、 立地の良さや24時間営業、スタッフの教育が行き届いているといった点から、観光客に利用されることが多いレストランです。
果たしてクレジットカードは使えるのか…
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軽めの点心を注文!したつもりが、点心だけはわりとボリュームがありました(笑)
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カフェテラス席あり。バリ独特の雰囲気があっていいんですが、とにかく蒸し暑い!
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店内席はこんな感じ。カフェテラスとつながっているので実質外にいるのと変わらないですが、冷房が効いているので外寄りは涼しいです
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バリでは、深夜でも空いているレストランはそれほど多くないので貴重な存在
Dim Sum Inc.はバリ島の中では比較的大きなレストランで、内装や料理も観光客向けという事もあり、 ここでクレジットカードが使えない事は無いだろうと思いつつ…『チェックプリーズ!』
私:『クレジットカードは使えますか?』
店員:『はい。当店ではJCB、VISA、MASTER、アメックスがご利用可能です』
私:『おぉー!』
今回の旅行で初めて、アメックスが使えるお店に遭遇しました! バリ島ではアメックスは空気のような存在ですが、たまにアメックスが使えるお店に遭遇するとテンションが上がります。 せっかくなのでこの旅で初めてアメックスのカードで支払いを行い、お店を後にしました。
Dulang Kafe Kuta Square
Dulang Kafe Kuta Squareは、マタハリスーパーの隣にある立地の良いレストラン。 料金はちょっとお高め(観光客価格)ですが、日本語のメニューがあって清潔感もある為、バリが初めての人にもオススメできるレストランです!
店内は天井が高く空調もよく効いていて、バリテイストのお洒落な雰囲気もいいですよね。 ここに来ると『バリに来たな』って感じがします。
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Dulang Kafe Kuta Squareは開放的な外テラス席もあり、喫煙もOKです!
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アジア料理を中心に、何を食べてもおいしいと評判のレストランですが、今回は休憩という事でミントティーを注文
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開放的な店内は、バリ感たっぷり!クタスクエアのショッピングで一息つきたい時におすすめのレストランです
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レジにはJCBとMastercardのロゴ
レジの横にJCBとMastercardのロゴがありました。ロゴが掲示されていると、会計の際にわかりやすくてイイですね! VISAのロゴが見当たらなかった為、他に使えるクレジットカードがあるか聞いてみたところ、VISAも使えるとの事でした。 (だったらロゴを掲示しておいて…)
バリでは、多くの店がVISAかMastercardで決済できますが、VISAのロゴを見る事が不思議と少ない印象です。 (Mastercardのロゴの方がよく見かけます)これも日本では見られないバリの特徴ですね。
ヌサドゥアエリア
バリ島きってのリゾートエリア『ヌサドゥア』。
エリア内には『ザ リッツ カールトン バリ』や『ウェスティン リゾート ヌサドゥア バリ』、『ヒルトン・バリ・リゾート』をはじめとして、『グランド ハイアット バリ』『ムリアリゾート』といった超一流ホテルが軒を連ね、まさに南国の高級リゾートに相応しい雰囲気が漂います。
ヌサドゥアは政府によって開発されたエリアで、ヌサドゥア地域に入るためにはセキュリティのチェックを受けなけばなりませんが、安全性の面では申し分ありません。 安全に南国リゾートを楽しみたい方、初めてバリ島を訪れる方、家族旅行の方に最もおすすめのエリアです。
その反面、アジア特有の賑やかなで雑多な雰囲気や、ローカル感溢れる食堂といったバリ本来の雰囲気はあまり感じられず、バリ旅行のリピーターにとっては若干物足りないかも知れません。
ヌサドゥアエリアにはホテル以外にもお土産屋さんやレストラン、デパートのそごうなど、多くのショップが集まるショッピングエリアのバリコレクションがあり、 ちょっとしたお土産の買い物や食事であればヌサドゥアエリアを出なくても済んでしまいます。
筆者は一年の大半を海外で過ごすノマドワーカーの為、ヌサドゥアの上品な雰囲気よりも、ホテルの宿泊費も食事も安くて昼夜問わず喧騒に満ち溢れたクタに滞在する事の方が肌に合いますが、 今回クレジットカード調査の為、久しぶりにヌサドゥアエリアに足を運んでみました。
Loco Cafe Bar & Restaurant(ロコカフェ レストラン) 2018/07追加取材
Loco Cafe Bar & Restaurant(ロコカフェ レストラン)は、ヌサドゥアのモール『バリコレクション』の中にある老舗レストラン。 グランド ハイアット バリからぶらぶら歩いて7~8分と、ちょっと食事をするにはぴったりのロケーションで、日本人にも人気のレストランです。
このレストランのオーナーはBudiさんという方で、Budiさんに会いに何回もリピートする日本人も多数いるんだとか。 もちろん筆者もBudiさんファンの一人で、観光に来た友達をヌサドゥアエリアでもてなす際には決まってこのお店を利用させて貰っています。 ヌサドゥアエリアという事でお料理の料金はちょっと高めですが、名物の豚の丸焼きバビグリンはインスタ映え抜群!
ヌサドゥアエリアはバリ島きってのリゾートエリア。 その中でも老舗に分類されるLoco Cafe Bar & Restaurantなら、クレジットカードが使えないことはないだろうと思いつつ、久々の訪問です。
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解放感いっぱいの店内の様子。訪問時間が早すぎたせいか店内はガラガラでした
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屋根付きテラス席はちょっと暑いですが、その分ビールが進みます。まさかこれが店の狙い…
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お店の外はちょっとした雑貨屋。雑貨屋をぼーっと眺めながらお土産を考えるなんてのもいいですね
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Loco Cafe Bar & Restaurantはバリ料理のお店ですが、味付けは外国の方向けになっています。おいしい~
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バリの定番料理『ナシゴレン』。お店によって味やプレートの盛り付けは様々ですが、Loco Cafe Bar & Restaurantのナシゴレンはヘルシーで筆者好みです!
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バリの人は基本的に陽気です。撮影をお願いすると、頼んでもいないポーズまで…
今回の訪問はクレジットカードの取材の為、一人での訪問でした。 軽いものを何品か頼み、ペロリと完食。
私:ンボッ!ミンタ ビル!(訳:そこの綺麗なお姉さん!お会計お願い!)
店員:現金ですか?クレジットカードですか?
私:クレジットカードは何が使えますか?
店員:VISA、Mastercard、JCB、ダイナースクラブ、アメックス、それとUnionPayが使えます。
この取材で初めて、銀聯(UnionPay)とDiners Club(ダイナースクラブ)が使える店に遭遇!さすがバリ島きってのリゾートエリアです。
Kizuna Teppanyaki Restaurant(絆 鉄板焼き レストラン) 2018/07追加取材
Kizuna Teppanyaki Restaurant(絆 鉄板焼き レストラン)もヌサドゥアのモール『バリコレクション』の中にある鉄板焼きレストラン。
バリに長く滞在すると、バリの甘辛い味付けや油の多い料理に飽きてくる事がありますが、そんな時は決まってここでステーキを頂きます。 料理のお値段は、現地の物価で考えるとかなり高い方ですが、日本の物価で考えると少し安いくらいです。
実は筆者、2016年にこのお店がオープンした時に訪問済みです! ブログを見直してみると、2016年の時点ではVISA、Mastercard、JCB、アメックスが使えたようです。
2年前と比べて、クレジットカードの利便性は良くなっているのか…早速入店して調査開始!
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筆者の友人で、バリ人マネージャのUdikさんが笑顔でお出迎え
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鉄板焼きレストランと言いつつ、和食全般が充実しています。お刺身もおいしい~
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焼きうどんは和風の味付けで、こってりしたバリ料理に飽きた胃にぴったりです
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日本人には嬉しいおそばと天ぷら!海老天はサクサクで日本のものより大きく、素直においしいと感じました
(不運にもカメラが壊れてしまい、お店の方に提供頂いた写真を掲載しています)
和食は『日本と全く同じ味付け』とまではいかないものの、バリの甘辛い味付けや油の多い料理に飽きてさっぱりとした日本食が食べたい人にはおすすめです。
実はこのKizuna Teppanyaki Restaurant(絆 鉄板焼き レストラン)は、上で紹介したLoco Cafe Bar & Restaurant(ロコカフェ レストラン)の姉妹店。 2016年の時点ではVISA、Mastercard、JCB、アメックスが使えたレストランですが、2年経過した現在はどうなのか…
私:お会計をお願いします!クレジットカードは使えますか?
店員:はい。VISA、Mastercard、JCB、ダイナースクラブ、アメックス、UnionPayが使えます。
私:おぉ、ダイナーズとUnionPayが使えるようになってる!
2016年の時点ではVISA、Mastercard、JCB、アメックスが使えましたが、2018年の調査では銀聯(UnionPay)とDiners Club(ダイナースクラブ)も使えるようになっていました。 バリでは近年、中国からの旅行客が増えているので、銀聯(UnionPay)は今後も伸びていきそうな予感がします。
Diners Club(ダイナースクラブ)は、JCBとの相互加盟店開放により、今回利用できるようになった可能性がありますが、そこまでの話は聞けませんでした。 何にせよ、使えるクレジットカードが増えたというのは喜ばしいことです!
ジンバランエリア
バリ島で唯一の国際空港『デンパサール国際空港』にほど近いジンバランエリアは、 フォーシーズンズやアヤナリゾート、インターコンチネンタルなど高級ホテルが立ち並ぶバリ島きってのリゾートエリア。
2005年には爆弾テロ事件があり、一時観光客の足が途絶えましたが、現在ではビーチの再開発が行われ、かつての賑わいを取り戻しています。
このエリアは大丈夫だろう…そう思いながら早速調査開始です。
Angelique Cafe(アンジェリーク カフェ)
ジンバランの『ウォーターマーク ホテル&スパ バリ』内にあるAngelique Cafe(アンジェリーク カフェ)は、 バリ島の中でも極上のスイーツが楽しめると人気のお店!白木さんという方がオーナー兼パティシェを務めており、 メニューが全て日本語で書かれているなど、日本人に大変人気のカフェです。
日本人がオーナーのカフェで果たしてクレジットカードは使えるのか!?
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バリっぽさが無い店内の様子。空調が効いていて居心地最高です!
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Angelique Cafe(アンジェリーク カフェ)に足を運んだなら、スイーツの注文は必須です!
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おなかが空いていたので『オムカレーエビフライ』を注文。リーズナブルな価格で、『日本で食べる洋食』が味わえます
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レストラン横がオープンテラスになっていて、テラスの向こう側には芝生とプールが広がっています
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レジにはJCBのステッカーが
食事とスイーツをおいしく頂き、レジに向かうと…レジにJCBのステッカーが貼られていました。 さすが日本人がオーナー兼パティシェを務めているだけの事はありますね。
他のクレジットカードも使えるのか確認したところ、VISAとMastercardも使えるとの事です。 正直なところ、バリ島でのJCBの使い勝手は当初あまり期待していませんでしたが、かなり善戦している印象です。 (VISA、Mastercardと遜色ありません)
JCBが使えるという事は、加盟店を相互開放しているアメックスも使える可能性がありましたが、 それをうまく店員さんに伝える自信がなく、悩んだ末に今回は諦める事に。次回バリ島に訪問した際はチャレンジしてみようと思います!
La Brasserie 2018/07追加取材
La Brasserieはジンバランエリアに位置する、フレンドリーなフランス人女性オーナーのレストランです。
フランス料理とインドネシア料理が融合したような創作料理がメニューに並んでおり、お店の雰囲気もとってもおしゃれで欧米からの旅行客に人気のお店。 それでいて料理はどれもかなり安く、一見の旅行者から長期滞在者まで万人におすすめできるレストランです! (余談ですが、サービス料&税金も徴収されませんでした)
フランス料理をはじめ、何を注文してもおいしいレストランですが、筆者の一押し料理はココナッツカレー! 騙されたと思って、是非一度訪問してみてください。
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写真の奥がココナッツカレー。野菜たっぷりでかなりボリューミー。頼みすぎ注意!
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メインのプレートはカレーでデザートはクレープそして食後のカプチーノ。正にアジアとフランスの融合!
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何だか物足りなくなってデザート追加!暑いところでのアイスって幸せになれますよね
今回は友人2名と訪問しましたが、友人も大満足の様子。やはりいつ来てもココナッツカレーは最高です。
特筆すべきはそのお値段。写真の料理とドリンクを3杯頼み、なんとお値段340,000Rp!(日本円で2,600円くらい)
それでも現地の物価で考えるとかなり高い部類ですが、このボリューム満点のココナッツカレーとデザートのセットを850円くらいで食べられると思うと激安の部類です。
問題はクレジットカードが使えるか… La Brasserieは20席ほどの小さなレストランで、店内にクレジットカードのロゴも見当たりませんので、ちょっと厳しいか…と思いつつ会計をお願いしました。
私:メルシー!クレジットカードは使えますか?
店員:ゲンキンダケ…
私:わかりました!ではルピアで!
残念ながらLa Brasserieではクレジットカードは使えないという結果に。 La Brasserieを訪問される方は、ルピアを握りしめて向かいましょう!
スミニャックエリア
バリ島の流行の発信地でもあり、レベルの高い世界各国料理が楽しめるレストランが多いことで有名なスミニャックエリア。
クタエリアから車で15分ほどでアクセスできるこのエリアは、スミニャック通りにブティックや雑貨、シルバー、ファブリックなどのお店が点在している事から、 ウィンドウショッピングしているだけでも楽しめるエリアです。
もしショッピングに疲れたら、カユアヤ通りのお洒落なレストランやカフェで休憩するのも◎。 クタエリアからほど近い立地ながら、クタエリアと違った落ち着いた雰囲気が魅力のエリアです。
さて、そんなスミニャックエリアではクレジットカードは使えるのか…
Rolling Fork Bali
Rolling Fork Baliはその店名が表す通りパスタが売りのカフェ。
小さなお店ですが、もちもちの本格的な生パスタとティラミスやパイなどのスイーツが充実しており、 日本人観光客にもおすすめのカフェです。
席数が少ない為、入店できないこともしばしばある人気のカフェですが、今回は運よく待たずに入ることができました。 さて、クレジットカードは使えるのか…
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小さいながら、趣のあるカップルにおすすめのカフェです!
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テーブルはちょっと小さめ。大人数での訪問には向かないかも…
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看板メニューの『トマトソース生パスタ(フェットチーネ)』を注文。おいしい~!
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『アボカドとツナのタルタル』。こちらも絶品です!
ちょっと高めの(観光客価格の)料金設定ですが、おいしいイタリア料理に大満足! 次々とお客さんが入り、お店もかなり混んできたので、早々にお会計を済ませます。
私:『お会計お願いします。クレジットカードは使えますか?』
店員:『すいません。当店は現金のみとなります…』←英語で
私:『そんな気はしていました…』
小さなカフェという事と、クレジットカードのロゴが見当たらなかったので、使えないかなぁとは予想していましたが、やっぱり使えませんでした。 Rolling Fork Baliに行く方は、現金を持っていきましょう。
残念ながらクレジットカードは使えませんでしたが、本格的なイタリア料理の味は素晴らしいの一言! イタリア料理なのにピザが無いのはマイナスポイントですが、スミニャックエリアでイタリア料理が食べたいなら、 是非ともレストランの候補に加えてみることをおすすめします!
Bali Deli Restaurant
友達とスミニャックエリアでお土産を物色していて、ちょっと歩き疲れたのでBali Deli Restaurantで一休み。
このお店は今回初めて入りましたが、雰囲気が良くて入りやすく、ちょっと休憩するにはもってこい! 日本で言うところのケンタッキーやモスバーガーのようなお店です。(マクドナルドではありません)
しかも外国人向けスーパーのBali Deliに併設されているので、休憩がてらフルーツやデリなどお買い物もできちゃいます。うーん便利!
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バリのカーネルサンダース人形…ではないですよ!メニューは軽めの料理が中心
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落ち着いた店内の雰囲気。たまたまかお客さんが少なくのんびりできました!
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今回はカプチーノを注文。バリ島の高地はコーヒー栽培に適しており、コーヒー系の飲み物は何を飲んでもおいしい!
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オープンテラスの席は解放感たっぷりで、スミニャックの落ち着いた雰囲気を存分に満喫できます
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カウンターもありますので、夜は一人でも飲みにこれます(笑)
クタやレギャンとはまた違った、落ち着いたスミニャックの雰囲気を感じながら、静かで涼しい店内でカプチーノ…あぁ、この取材を受けて良かった…けど取材費足が出てるよな… 汗もだいぶ引いてきたので、お会計をお願いしてみます。
私:『お会計お願いします~クレジットカードは使えますか?』
店員:『はい。当店ではVISAとMastercard、JCBが使えます。どれで支払いますか?』
私:『おぉ、ここでもJCBが!』
店内にクレジットカードのロゴが見当たらなかったので、ひょっとしたら使えないのかな…と思っていましたが、意外にもVISAとMastercard、JCBの3つが使えました! 予想外のJCBの健闘が光ります!ガンバレJCB!
Principle Bali 2018/07追加取材
Principle Baliはスミニャック通り沿いにあるお洒落なイタリアンカフェ&レストラン。
料理はヘルシーなものが多く、特に女性におすすめのレストランです。 逆にガッツリと肉や魚を食べたい男性や、お酒をたくさん飲みたいという人にとっては若干物足りなく感じられるかも。
筆者のイチオシはサラダとパスタ。サラダとパスタはどれを食べても間違いなしです!
席数は30席くらい、クレジットカードが使えるか微妙な規模のレストランですが、 無性にパスタが食べたくなった為、友人と二人で突撃してきました!
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30席前後の落ち着いた店内。ここがバリである事を忘れそうな、いい感じの雰囲気です
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サラダはこのボリューム!おしゃれな上においしい。老化に全力で抵抗するアラサー女子にとって、野菜は欠かせません…
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一緒に訪問した友人はボンゴレをチョイス。一口貰ってみると…おいしい!
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待ってましたエビパスタ!ぷりぷりのエビが大量に入っています。バリは海の食材をケチらないのがいいですね
サラダの時点で結構おなかいっぱいになるボリュームで、パスタがぜんぶ食べれるか心配でしたが、普通に食べれました。(笑)
ちらっと隣のカップルテーブルに目を向けると、バケツみたいなお皿に山のようなポテト、そして大きなハンバーガー… 次回はハンバーガーに挑戦してみようっと。 そんな事を考えながら、感じのいい店員さんに『チェックプリーズ!』
私:クレジットカードは使えますか?
店員:はい。当店ではVISAとMastercardが使えます。
正直これくらいの規模のレストランではクレジットカードが使えない事が多く、今回もあまり期待していませんでしたが、VISAとMastercardが使えるという結果に。 JCBやアメックスが使えないというのは残念ですが、ルピアはかさばるし両替が面倒なので、クレジットカードが使えるのは有難いですね!
クロボカンエリア
クロボカンは多くのプライベートプール付きのヴィラや専用バトラーが付くヴィラといった隠れ家的なヴィラが点在し、 バリ島の観光エリアの中でも比較的喧騒から離れられる事から、バリ島のリピーターに人気のエリアです。
クタのような雑貨屋やショッピングスポットは少ないものの、夕日を見ながらお食事ができるレストランやバー、おしゃれなカフェが多く立ち並び、場所によってはのどかな田園風景を目にすることができる為、バリ島の違った魅力を発見できます。
さて、そんな素朴なクロボカンエリアで、クレジットカードは使えるのか…早速調査してみました!
Xich Lo. Warung Vietnam
Xich Lo. Warung Vietnamは、クロボカンエリアで人気のベトナム料理店。 大通りから少しはずれたところにあり、オーシャンビューならぬ、一面に広がる田んぼビューを満喫できる素朴なレストランです。
お値段も手頃で料理もおいしく、クロボカンに来た時は高確率で訪問するおすすめのレストラン! 生春巻きとフォーがおすすめです。
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レストランというより田舎の食堂といった趣が強い、どこか落ち着く雰囲気が漂います
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ベトナム料理といえばこれ!『エビのパパイヤサラダ』
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ヘルシーな生春巻きは素朴な味で、前日飲みすぎたアラサーの胃袋をさっぱりと満たしてくれます…あぁ、優しい…
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看板メニューの『チキンフォー(PHO)』は、鶏肉のライスヌードルスープです
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食後はベトナムコーヒーででまったり。バリコーヒーではないところに拘りが感じられます
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これが田んぼビュー!絶景というか、長野でも腐るほど見たというか…
調子に乗ってたくさんの料理を頼んでしまいましたが、なんといってもこのお店の良いところは料理が安いこと。 3人で料理を完食し、いよいよお会計…クレジットカードは使えるのか!?
私:『お会計お願いします!クレジットカードは使えますか?』
店員:『アー、ゲンキンダケ』←片言の日本語
私:『あぁやっぱり…ノープロブレム!』
素朴さを売りにするクロボカンエリア、クレジットカードが使えないような予感はありましたが、やっぱり使えませんでした。 しかし、今回Xich Lo. Warung Vietnamを訪問して改めて思ったのは『おいしくて安い(コスパが良い!)』ということ。 クロボカンを訪れたら、是非行ってみてください!
ウブドエリア
ウブドはガムラン音楽やバリ舞踊、バリ絵画など芸術の村として知られ、日本人観光にも人気のエリアです。 バリ島の中でも比較的標高が高く、バトゥール山やアグン山、バトゥール湖を一望できるキンタマーニ高原がある事から、『バリの避暑地』と呼ばれることも。
芸術・芸能の地と言われるだけあって、ガムランの澄んだ美しい音色とカラフルなバリ衣装で踊られるバリ舞踊(レゴンダンス、バロンダンス、ケチャ)は必見です!
さて、そんなウブドでクレジットカードは使えるのか…早速チェック!
Kagemusha(影武者)
ウブドにあるカジュアルな和食レストランのKagemusha(影武者)。 ウブドで本格的な日本食が食べられると人気で、私も日本食が恋しくなった時にたまに訪れる店です。
お米がバリ仕様の粘り気のない品種なのがイマイチでしたが、最近お米を現地バリで栽培するササニシキに替えたとの事! 期待に胸を膨らませつつ、入店します。
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通称『影武者文庫』(私が命名しました)。ついつい時間を忘れて長居してしまう…
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メニューは基本的に日本語(またはローマ字)で書かれている為、英語が苦手な人でも安心です!
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毎日脂っこいものを食べていたので、さっぱりとそうめんを注文。おいしゅうございます
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食後は新鮮なフルーツジュース(mix)を注文
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店の外はウブドらしい、どこまでも濃いグリーンの風景が広がります
そうめんをさらっと完食。
日本で食べれる何の変哲もないそうめんですが、バリの甘辛い味付けの料理ばかり食べていると、無性にこういう普通の日本食が恋しくなります。 日本を飛び出して早10余年…何だかんだ言っても、私にも日本人の血が流れているという事か…
そんな感慨に浸りながら、『お会計~!』
私:『いつもご馳走様です!クレジットカードは使えますか?』
店員:『申し訳ありません。当店は現金だけなんです…』
私:『わかりました!じゃあルピアで!』
Kagemusha(影武者)はウブドでは名の知れた和食レストランという事で、せめてJCBには対応して欲しかったところですが、残念… Kagemusha(影武者)で食事をするなら、現金を持っていきましょう!
なお、Kagemusha(影武者)は時間帯によっては結構混んでいますので、 訪問の際は事前に予約をする事をおすすめします。予約の電話は日本語で大丈夫。
まとめ
バリ島のクレジットカード事情を駆け足で紹介してきましたが、如何でしたでしょうか?
今回取材した範囲では、『バリ島はMastercardが強い』という結果になりました。(12店舗中8店舗で利用可能) 次いでVISAが12店舗中7店舗、JCBが12店舗中6店舗で利用可能でした。
VISAとMastercardが強いのは想像通りでしたが、VISAよりもMastercardの方が使える店舗が多いというのはちょっと意外です。 日本ではVISAとMastercardはほぼワンセットになっているので、特に意識した事はありませんでしたが、バリでは確かにMastercardの方がロゴをよく見かける気がします。
予想外に健闘したのがJCB。Mastercard、VISAには僅差で敗れはしたものの、JCBは12店舗中6店舗で使え使い勝手としてはVISAとあまり変わらないという結果になりました。 海外ではあまり強くないと言われているJCBですが、バリ島ではかなり健闘しており、メインカードとして持って行っても困る事はないと思います!
逆にアメックスが使えたのは3店舗のみ、銀聯(UnionPay)とDiners Club(ダイナースクラブ)は2店舗という結果に…
しかし、アメックスとDiners Club(ダイナースクラブ)は、JCBとの相互加盟店開放により、徐々に対応店舗が増える事が予想されます。 (実は周知されていだけでもう使える店舗も多いんじゃないかと思います…)
また、バリは近年目に見えて中国からの観光客が増えている為、銀聯(UnionPay)は今後も対応する店舗が増えそうです。
この結果はあくまで今回取材を行った12店舗に限った結果の為、もう少し店舗数を増やせばまた違った結果が出るかも… 筆者は定期的にバリ島に足を運んでいますので、また次回も機会があれば取材をしてみたいと思います!
今回の調査結果まとめ
店舗 | クレジットカード | |
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Warung Okinawa |
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Espress Coffee House | 現金のみ | |
Dim Sum Inc |
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Dulang Kafe Kuta Square |
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Angelique Cafe |
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Rolling Fork Bali | 現金のみ | |
Bali Deli Restaurant |
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Xich Lo. Warung Vietnam | 現金のみ |
店舗 | クレジットカード | |
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Loco Cafe Bar & Restaurant |
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Kizuna Teppanyaki Restaurant |
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La Brasserie | 現金のみ | |
Principle Bali |
![]() ![]() |
インドネシア・バリ島で最も頼りになるクレジットカードは
バリ島への旅行をお考えなら、セディナゴールドカードがおすすめです!
バリ島での使い勝手が良いMastercardブランドでの発行ができ、使い勝手もばっちり! また、格安の年会費ながらゴールドランクのクレジットカードの為、成田国際空港や関西国際空港といった国内の主要な空港のラウンジが利用でき、搭乗前もゆっくり快適に過ごせます。
更に、最高1億円の海外旅行傷害保険が自動で付帯する為、海外旅行中のトラブルに対する備えも万全! ちょっとした旅行であれば、クレジットカードに付帯する保険だけで充分という人も多いとか。
年会費が6,000円かかるものの、空港ラウンジや傷害保険が自動で付帯されるゴールドカードの中では破格の内容です。
更に、セディナゴールドカードなら海外キャッシング(ATM)を利用する事で、現地通貨への両替がとってもお得に! 現金を両替するよりもずっと安い手数料で現地通貨を調達する事ができます。
もう一枚、バリ島ビギナーの方におすすめしたいクレジットカードは、JCB一般カード。
このカードは初年度年会費無料(ご利用合計金額に応じて翌年の年会費も無料)のカードで、 海外旅行保険も利用付帯(航空機や船舶、高速バスやタクシーに乗車した際の料金をJCB一般カードで支払うことによって保険が適用されるカード)の為、 海外旅行にはあまり強くないイメージがありますが、バリ島の旅行がもっと楽しくなる、JCB PLAZAが利用できるというメリットがあります。
JCB PLAZAとは、JCBカード会員の海外旅行を、現地でサポートしてくれる海外サービス窓口で、 現地観光情報などを案内してくれたり、ホテルやおすすめのレストラン、オプショナルツアー、各種チケットなどの予約代行、 現地で怪我や病気になった際の病院の案内、トラブル時の緊急サポートなど、旅行中の会員を手厚くサポートしてくれます。
バリ島のJCB PLAZAはクタエリアにあり、日本語が話せるスタッフが対応してくれる為、 ちょっとした相談から、クレジットカードの紛失・盗難といった緊急時の対応まで、とても頼りになります。
特にバリ島は日本語も英語も通じないケースがある為、バリ島に慣れていない人は必携の一枚と言えます。
なお、本サイトではJCB一般カードをおすすめしましたが、 JCB PLAZAはJCB一般カードでなくてもJCBブランドのカードを持っていれば利用可能です。
- JCB一般カード
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3.58
- ポイント還元率
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- おすすめポイント
- 信頼のJCBプロパーカード。一般カードながら旅行傷害保険も付帯し、ビジネスシーンでも頼れる一枚です!ポイント還元率よりもカードの信頼性を重視する方に!